給湯器から水漏れ|ポタポタ・下から垂れるときの見分け方と止め方

給湯器の下が濡れていたり、ポタポタ水が垂れていたりして、故障かどうか気になっている方へ。

先にお答えします。ポタポタは「故障ではない水」のこともあります

給湯器には、ふだんの運転でわざと水を外に出すしくみがあります。 まず「いつ出ているか」と「どこから出ているか」を見てください。

  1. お湯を使っている間や使った直後だけなら、故障ではない水のことが多い
  2. 使っていないのに出続ける・本体の箱から漏れているなら、水漏れ
  3. 水漏れなら、お湯を使うのをやめて、給水のバルブを閉める
  4. 本体ならメーカーの修理窓口、配管なら販売店や水道の工事業者に相談する

ガスのにおいがするときは、ここで止めてください。 何も操作せず、窓や戸を開けて、ガス会社の緊急の連絡先に電話し、屋外に出てください。

この記事は給湯舎が書いています

見分け方と止め方は、メーカー(ノーリツ・リンナイ・パロマ・三菱電機・パナソニック)、ガス会社、京都市上下水道局の公式の案内に沿って書いています。 公式で確かめられなかったやり方は載せていません。 直らないときの相談先として、最後に当店のご案内も載せています。

くわしくは運営者情報をご覧ください。

故障ではない水:メーカーが「異常ではない」としているもの

1. エコジョーズの「ドレン水」(お湯を沸かしている間)

エコジョーズ(排気の熱も使ってお湯を沸かす、省エネ型のガス給湯器)は、しくみの上で、お湯を沸かしている間に水が出ます。 これをドレン水と呼び、専用の管(ドレン配管)から外に流します。

  • ノーリツによると、量は1分間に約80〜100cc、温度は約30℃前後です。
  • リンナイによると、もとは酸性の水で、給湯器の中の「中和器」を通して中性に近づけてから流しています。

ノーリツは、お湯を沸かしているときのドレン水は不具合ではない、としています。 ただし、ドレン配管そのものから漏れているときは、配管業者に相談するよう案内しています。

2. 水抜き栓から落ちる水滴(お湯を使ったあと)

給湯器の下の、水の管がつながっているあたりにある「水抜き栓」は、中の圧力が高くなりすぎたときに水を逃がす安全装置を兼ねています。 ノーリツ・パロマとも、お湯を使ったあとに水滴が落ちるのは故障ではないとしています。

ただし、ノーリツは、使っていないときも常に漏れ続けるなら修理が必要、としています。 家の中に置いている給湯器で、落ちた水の行き場が無いときは、販売店に相談してください(ノーリツ)。

3. エコキュートのタンクと室外機から出る水

  • タンク(貯湯ユニット)の排水口: 水はお湯になると体積が増えます。その分を「逃し弁」から逃がしているので、お湯を沸かしている間は少しずつ排水されます。三菱電機・パナソニックとも正常としています。
  • 室外機(ヒートポンプユニット): 運転中は結露の水が出ます。三菱電機は最大で1分間に約0.5L、パナソニックは一晩で最大10L程度としています。 寒い日は、霜を溶かす運転で一時的にたくさん水が出ることもあります(三菱電機)。

三菱電機は、沸かし終わったあともタンクからお湯が出続けるときは逃し弁の点検を、室外機が止まっているのに周りがいつも濡れているときは販売店への相談を、と案内しています。 水を出すしくみや場所は機種によって違うので、お使いの機器の取扱説明書もご確認ください。

どこから垂れているかで、相談先が変わります

ノーリツは、ガス給湯器の水漏れを、垂れている場所で4つに分けて案内しています。 濡れているところを上にたどって、どこから出ているかを見るだけで確かめてください。

  • 本体の箱の中から漏れている: 給湯器の修理が必要です。メーカーの修理窓口に申し込みます。
  • 給湯器につながる水・お湯・追いだきの管から漏れている: 管の破損で、給湯器の不具合ではない、としています。販売店か配管の業者に相談します。
  • ドレン配管(エコジョーズだけ): お湯を沸かしている間のドレン水は正常です。管そのものから漏れているなら、配管の業者に相談します。
  • 水抜き栓: 使ったあとの水滴は正常です。常に漏れ続けるなら、修理が必要です。

エコキュートも同じで、三菱電機は、管のつなぎ目からなら販売店(取り付けた工事店)、本体からならメーカーの修理窓口、と分けています。

お湯の蛇口を全部閉めているのに給湯器から水の流れる音がするときは、見えないところのお湯の管から漏れていることがあります。 ノーリツは、その場合は水道業者に修理を頼むよう案内しています。 家の中のどこかで漏れていないかは、水道メーターで確かめられます。

水漏れと分かったら、今すぐすること

1. お湯を使うのをやめる

大阪ガスは、水漏れしているときは使うのをやめるよう案内しています。 リンナイは、水漏れしたまま使い続けたため、漏れた水がバーナー(火が出るところ)にかかって不完全燃焼になった事例を挙げています。

2. 給湯器につながっている給水のバルブを閉める

給湯器の下に、水道の水を給湯器に送る管と、そのバルブ(止水栓)があります。 東京ガスは、修理に来てもらうまで時間がかかるときや漏れが多いときは、このバルブを閉めるよう案内しています。 時計回り(右回り)に回すと閉まります。 どこから漏れているか分からなくても、被害が広がるのを抑えられる、としています。

  • エコキュート:タンクにつながる給水の止水栓を閉めます。分からなければ販売店に聞くか、家全体の水道の元栓を閉めます(三菱電機)。
  • 場所が分からない・固くて回らない:無理に回さず、家全体の水道の元栓を閉めてください。

大阪ガスは、給水栓とあわせてガス栓も閉めるよう案内しています。 ガス栓がどれか分からないときは触らず、お湯を使わないようにして、ガス会社や修理窓口に相談してください。

3. リモコンの番号を控えて、相談する

リモコンにエラー番号が出ていれば控えておきます。 本体からの漏れならメーカーの修理窓口、管からの漏れなら販売店や水道の工事業者に連絡します(相談先)。 お湯が出ないこともあわせて困っているときは、給湯器のお湯が出ない、水は出るときに確かめる5つもご覧ください。

冬の冷え込みのあとに漏れ出したとき

水の管や給湯器の中が凍ると、ふくらんで割れ、解けたあとに水漏れすることがあります。 リンナイは、凍って水が止まったあと、水が出るようになったら給湯器や管から漏れていないか確かめるよう案内しています。 漏れていたら、上と同じく給水のバルブを閉めてください。 凍結で壊れた場合は、メーカーの保証期間内でも修理は有料になる、とリンナイは案内しています。 凍ったときにすること・防ぎ方は給湯器・エコキュートの凍結防止にまとめています。

ご自身ではしないでください

  • 漏れているのに、そのまま使い続ける。漏れた水がバーナーにかかって不完全燃焼になった事例があります(リンナイ)。
  • テープなどでふさいで、使い続ける。外から見えなくなっても、中で漏れていれば同じことが起きます。
  • 給湯器のカバーを開ける・中を触る。修理はメーカーか、資格を持った業者の仕事です。
  • ガスのにおいがするのに、火をつける・スイッチを入れ直す。窓や戸を開けて、ガス会社に連絡してください。

京都市にお住まいの方へ:水道メーターで水漏れを確かめる

京都市上下水道局は、家の中の水漏れを、水道メーターで確かめる方法を案内しています。 給湯器のまわりで漏れていそうなのに場所が分からないときにも使えます。

  1. 家の中の蛇口を全部閉めます。
  2. 水道メーターの真ん中にある「パイロット」(水が流れると回る小さな部品)を見ます。
  3. 止まっている:水漏れはありません。
    回っている:メーターから家側のどこかで水が漏れています。

回っていたときの連絡先(京都市上下水道局の案内)

  • 一戸建て: 「京都市指定給水装置工事事業者」に頼み、自分の負担で修理します。 地面の下の管の漏れを直したときは、証明書を出すと、漏れた分の水道代の一部を減らせる場合があります(全部ではありません)。
  • マンション・団地: 管理会社や管理組合に連絡して、修理を頼みます。 上下水道局と直接契約していない建物では、上下水道局は調べたり直したりできないので、管理会社・管理組合が相談先です。
  • 蛇口を全部閉めてもパイロットが止まっているのに、道路や外が濡れている: メーターより道路側の漏れです。上下水道局の営業所などに、すぐ連絡してください。

給湯器の本体からの漏れは、上の工事事業者ではなく、メーカーの修理窓口が相談先です(どこから垂れているか)。 京都市以外にお住まいの方は、お住まいの市町の水道の窓口にお問い合わせください。

修理か、交換か

  • 修理を頼む: 本体からの漏れは、メーカーの修理窓口に申し込めます。リモコンの番号と、本体のラベル(銘板)に書かれた型番を伝えると話が早く進みます。 管からの漏れは、販売店や水道の工事業者が相談先です。
  • 交換を考える: 長く使った給湯器は、中の部品が傷んで水漏れすることがあります。 多くのメーカーは、安全に使える標準的な期間(標準使用期間)を10年としています。 10年を超えているなら、修理と交換を比べてみてください。

交換のご相談なら、当店が京都市・宇治市ほか14市町で、当店の基準を満たした施工店を1社ご紹介します。 施工店が現地を見て、交換のお見積りをお出しします。 お見積り・ご契約・ご請求は、お客様と施工店との間で直接行います。 当店は修理や故障の診断は行っていません。修理をご希望の場合は、メーカーの修理窓口にご相談ください。

給湯器の交換をお考えなら、まずはご相談ください。ご相談は無料です。

070−8456−4032

受付時間 平日・土日祝 10:00〜19:00

時間外はフォームから承ります。翌日の朝一番にご連絡します。

24時間受付のフォームで相談する

よくあるご質問

給湯器の下からポタポタ水が垂れています。故障ですか?
すぐに故障とは限りません。エコジョーズ(省エネ型のガス給湯器)は、お湯を沸かしている間に「ドレン水」という水を管から流します。また、お湯を使ったあとに水抜き栓から水滴が落ちるのは、中の圧力を逃がす安全装置の働きで、ノーリツ・パロマとも異常ではないとしています。お湯を使っていないときも水が出続ける、本体の箱の中から漏れている、というときは修理が必要です。
エコキュートの下が濡れています。
お湯を沸かしている間は、タンクの排水口から少しずつお湯が出ます。水がお湯になると体積が増えるので、その分を逃がしているもので、三菱電機・パナソニックとも正常としています。外の室外機(ヒートポンプユニット)からも、運転中は結露の水が出ます。沸かしていないのに出続けるときは、販売店かメーカーに点検を頼んでください。
水漏れに気づいたら、まず何をすればいいですか?
お湯を使うのをやめて、給湯器につながっている給水のバルブ(止水栓)を閉めます。東京ガスは、時計回り(右回り)に回すと閉まると案内しています。場所が分からなければ、家全体の水道の元栓を閉めます。そのうえで、本体からの漏れならメーカーの修理窓口、配管からの漏れなら販売店や水道の工事業者に相談してください。
少しの水漏れなら、そのまま使ってもいいですか?
おすすめしません。リンナイは、水漏れしたまま使い続けたため、漏れた水がバーナーにかかって不完全燃焼になった事例を挙げています。大阪ガスも、使うのをやめて点検・修理を相談するよう案内しています。
マンションの給湯器から水漏れしています。どこに連絡しますか?
京都市上下水道局は、マンションや団地で家の中の水漏れが分かったときは、管理会社や管理組合に連絡して修理するよう案内しています。下の階に水が回ることもあるので、早めに連絡してください。

出典

見分け方・止め方・連絡先は、2026-10-02に次の公式ページで確認しました。 機種によって違うことがあるので、お使いの機器の取扱説明書もご確認ください。

電話で相談 070−8456−4032 フォーム 24時間受付